Survey / Inspection調査・検査 補修・改修に先立ち、事前に調査・検査を行い、構造物の劣化状況を把握します。 実施内容として、事前調査、目視調査(外観調査)、非破壊検査、詳細調査を行います。
1. 事前調査 設計図書(竣工図)を参考に構造物の現状(築年数、コンクリート強度他)を把握し、バックデータとして記録に残します。 2. 目視検査(外観検査) 現地にて目視調査を実施します。外部からひび割れ、錆汁、コンクリートの剥落、鉄筋露出などの劣化状況を記録します。併せて周辺の環境も記録にとどめます。 3. 非破壊検査 診断機器を使用し、非破壊にてコンクリート内部の状況を把握します。 鉄筋位置・かぶり厚さ調査 圧縮強度推定 ひび割れ深さ調査 4. 詳細調査 コンクリートを採取し、詳細調査を実施します。 コンクリートコア採取 圧縮強度推定 中性化深さ測定 塩分量調査(簡易法) 5. 目視(外観)調査結果例